ルメッカ
Lumecca
ルメッカとは？
ルメッカとは光エネルギー（IPL）によって、シミやそばかす、くすみ、赤ら顔、日焼けによるダメージなどを改善する、IPL治療機器です。
ルメッカが出力する光には、500nmから650nmの波長のものが多く含まれています。この波長帯は、ヘモグロビンに効率良く吸収されるため、シミやそばかす治療に向いているのです。
他のIPL治療機器と比較してエネルギーの高い（＝波長の短い）光も照射できるため、幅広い肌トラブルの改善が期待できます。肌のエイジングケアを望まれている患者様から、特に選ばれています。
さらに、光の照射時間（＝パルス幅）が短い点もルメッカの特徴です。光やレーザー治療は、組織が熱を受ける時間よりも短い間隔で照射しなければ、適切な効果が得られません。
シミの原因となるメラニン色素は、熱を受けても素早く冷却される特性を持ちます。ルメッカはメラニン色素の熱冷却時間よりも短い時間で光を照射できるため、より効果的な治療が可能です。
加えて、シミやそばかす、くすみの改善効果が高い「ショートパルス（＝パルス幅の短い光）」と、赤ら顔やニキビなどの治療に向いている「ロングパレス（パレス幅の長い光）」の使い分けや、ダブル照射もできます。
また、ルメッカは肌のハリや潤いアップも期待できます。光エネルギーの照射と、それに伴って発生する熱の作用によって、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるからです。
少ない回数で効果が出やすいルメッカ
ルメッカ最大の特徴は「少ない施術回数で効果が得やすい」という点です。
ルメッカが少ない回数で効果が出る理由
- 治療に効果的な高エネルギーの光を照射できる
- 細胞の熱冷却時間よりも短い時間で照射できる
- 悩みに応じてパルス幅を使い分けられる
個人差はあるものの、通常のIPL治療は効果が出始めるまでに4～5回の施術が必要でしたが、ルメッカは1～2回の施術で効果が実感できます。
ルメッカの効果・適応症状
ルメッカの主な効果は、以下の6つです。
- シミの改善
- そばかすの改善
- 日焼けダメージの回復
- 肌のハリやつやのアップ
- ニキビの改善
- 赤みの改善
幅広い肌トラブルの改善が期待できます。
ルメッカを受けられる方のよくあるお悩み
ルメッカは、以下のようなお悩みの患者様が受けられています。
- 加齢によってシミが増えた
- 日焼けして肌の赤みが治らない
- 頬のそばかすが気になる
- できるだけ簡単に肌のエイジングケアがしたい
- 肌にハリを出したい
- 早く効果が実感できる治療を受けたい
ルメッカ（IPL）とレーザー治療との違い
| ルメッカ | レーザー | |
|---|---|---|
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| 波長（エネルギー） | 複数の波長の光を含む | 単一の波長 |
| 対象症例 | 幅広い悩みに効果的 | 特定の悩みの高い効果を持つ |
| 照射範囲 | 広く・浅く | 狭く・深く |
| 施術回数 | 1～3回 | 5～10回 |
一般的なシミ治療の方法として、ルメッカ以外にレーザー治療が挙げられます。ルメッカもレーザーも「光を利用する」という点に違いはありません。
しかし、ルメッカの照射する光が幅広い波長を含んでいる一方で、レーザー治療機器から発せられる光はほとんど単一の波長です。
そのため、「ルメッカは幅広い肌の悩みにアプローチできる」のに対して、「レーザーは特定の悩みの改善に特化している」といえます。
ルメッカはショートパルスとロングパルスの使い分けもできるため、悩みや症例のカバー範囲がレーザーに比べて広いのです。
また、ルメッカとレーザーでは光が照射される範囲と到達する深度にも違いがあります。ルメッカは「広く・浅く」、レーザーは「狭く・深く」です。肌浅層のトラブルはルメッカ、肌深層の悩みはレーザーという使い分けもできます。
よくある質問
ルメッカは保険適用ですか？
ルメッカは保険適用外の治療です。費用は全額、患者様の自己負担になりますので、あらかじめご了承ください。
どのくらいの周期で治療を受ければよいですか？
複数回施術を受けられる場合、1カ月ほど間隔を開けることを推奨しています。ルメッカは1回の施術で効果を実感される方も多くいます。一方で、より高い治療効果を希望される場合は、3回程度の治療がおすすめです。
ルメッカの治療に痛みはありますか？
ほとんど痛みはありません。熱による多少のヒリヒリ感はありますが、我慢できないほどではないです。どうしても痛みがご不安な方は、事前にご相談ください。
ルメッカは体のどの部位に使用できますか？
原則、体のどの部分にも使用できます。グラントビューティクリニックでは、顔や首、胸元、手、腕などへの治療に対応しています。